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兵種特化の利点・方法

パズル&サバイバル(パズサバ)では、兵種特化が重要な戦略の一つです。
兵種特化とは、ファイター、ライダー、シューターのうち、1 つの兵種に絞って戦闘に出撃する部隊を編成し、プレイヤーのバフ(装備、チップなど)もその兵種に絞って強化することを指します。 この記事では、パズサバにおける兵種特化の重要性、各兵種の特徴について詳しく解説します。

各兵種の特徴

各兵種の特徴は以下のようになっています。

  1. ファイター:防御力が高く、シューターに強いが、ライダーに弱い。
  2. ライダー:攻撃力と移動速度が高く、ファイターに強いが、シューターに弱い。
  3. シューター:攻撃力が高く、ライダーに強いが、ファイターに弱い。

兵種特化のメリット

一つの兵種に特化する主なメリットは以下の通りです:

  1. 高倍率のバフを集中して適用できる。
    パズサバでは全兵種に適用される部隊バフ(部隊 HP,部隊 ATK など)と、特定の兵種だけ適用される兵種バフ(ファイター HP,ファイター ATK など)がありますが、同じだけのコスト(強化アイテムなど)を投入しても、部隊バフのほうが強化数値が低くなります。
    また、部隊バフは強化アイテム自体が入手しづらくなっている事が多いです。

  2. 英雄の軍団スキルを最大限に活用できる。
    英雄には「軍団スキル」という部隊での戦闘を有利にするスキルがありますが、全兵種を強化できる部隊バフよりも、1 兵種にしか効果がない兵種バフのほうが大きな数字になります。

    以下は、部隊バフと兵種バフの英雄のステータス例です。
    最大の ★6+8 を比べると、部隊バフが+125%なのに対し、兵種バフは +250%になっています。
    (緑の数字は実際に適用される値で、部隊 HP が+75%なのは英雄が+7 までしか強化できていないためです)

    部隊バフ
    ファイターバフ

  3. 装備や研究などのリソースを効率的に使える。
    同一兵種だけの部隊では、部隊バフ 10%と兵種バフ 10%の価値は全く同じため、同一兵種に特化して、各種バフ(装備、チップ、モジュールなど)を強化したり、兵種バフを持つ英雄を集中的に編成することでより高い戦闘力を発揮することができます。

これらの結果として、初心者がより早期にギルドの戦力として、ゾンビの巣窟のギャザーで高いレベルの巣窟を攻略したり、ギルドイベントで活躍できるようになります。

兵種の選び方

ファイター、ライダー、シューターの 3 兵種のうちどれを選ぶかですが、兵種ごとに以下のようなメリット、デメリットがあります。
一度特化を初めてしまうと多くの強化はリセットできず、変更するのは大変です。慎重に検討の上、自身の好みや、ギルド内のバランスなども見て考えましょう。

兵種メリットデメリット
ファイター・ シューターに強い
・ HP が高く耐久力がある
・ 序盤の廃墟挑戦で有利
・ 人数が少ないため、栽培基地で種交換してもらいやすい
・ (プレイヤー数が多い)ライダーに弱い
・ 攻撃力が低い
・ ゾンビの巣窟でやや不利
ライダー・ ファイターに強い
・ 移動速度が速い
・ 攻撃力が高い
・ ゾンビの巣窟で有利
・ シューターに弱い
・ 積載量が少ない
・ HP がやや低い
シューター・ (プレイヤー数の多い)ライダーに強い
・ 攻撃力が高い
・ パズルで強い英雄が多い(オーストン、フェニックス)
・ ファイターに弱い
・ HP が低い
序盤の廃墟挑戦が不利

ファイター特化

メリット

  • 三すくみの関係でシューターに強い
    シューターはライダーに強いため、ライダーの次に人数が多く、体感的にはライダー 5:シューター 3.5:ファイター 1.5 くらいではないかと思います。
    したがって、そこそこ多くのプレイヤーに対して有利に戦えることになりますが、不利なライダーが多数派なのでエンパイアウォーなどで適当に攻撃しているといつの間にか多数の兵士を失っていたりします。

  • 序盤の廃墟挑戦で有利
    廃墟では各兵種同数(25%ずつ)で挑むことになりますが、自軍の負傷兵が増えると「士気」が低下して敗退します。
    負傷兵は ファイター>ライダー>シューター>改造車 の順に発生するため、兵種特化で最も強いバフがかかっているファイターが先頭になることで、「士気」が低下しづらく、同じ程度の戦力の他の特化兵種のプレイヤーより進みやすくなります。

    ただし、他の兵種も、CC30 から可能になる「進軍布陣」の研究を進めて「ライダー陣形」や「シューター陣形」を取得することで特化兵種を先頭にして廃墟挑戦ができるようになるため、序盤限定のメリットです。

  • HP や DEF が高く耐久力がある
    あくまで同程度の歴代最高戦力の他の兵種のプレイヤーと比較した場合ですが、攻撃力が低い代わりに防御力が高く設定されているため、デッドライジングなどの負傷兵が発生するイベントで被害を抑えることができます。

  • 栽培基地の種交換が有利
    ファイター特化のプレイヤーは殆どの場合ギルドの中で少数派のため、種交換で申請しておくと交換してもらいやすいです。

  • クイック編成が使いやすい
    戦争ホールがレベル 30 になるまで、クイック編成は高いティアの ファイター>ライダー>シューター>改造車 の順に編成するため、最高ティアのファイターを十分な数揃えていれば、クイック編成でほぼ(英雄は最善にならないことも)その時出せる最大戦力を編成できます。
    スピーカートラップギルド守衛戦エンパイアウォーなど次々に部隊を出撃させたいイベントで、事前に 2 軍、3 軍などを編成しなくても素早く部隊を出撃させる事ができます。
    戦争ホールがレベル 30 になると、クイック編成で優先する兵種を選べるようになるため、それまでの特権です。

デメリット

  • 三すくみの関係でライダーに弱い
    プレイヤー数の多いライダーに対して不利な点が大きな欠点です。

  • ゾンビの巣窟でやや不利
    ゾンビの巣窟はファイター・ライダー・シューター・改造車が同数(25%ずつ)いる相手を、50%以上倒せれば良いというルールなので、ファイター>ライダー>シューター>改造車の順に攻撃対象になる関係で、三すくみでの有利不利がないファイターと、不利なライダーを全滅させる必要があり、他の兵種より不利になります。
    単独ゾンビの場合も同様で、同程度のライダーのプレイヤーに比べて明らかにレベルを上げにくいです。

  • 攻撃力が低い
    各種の戦闘が関係するイベントで影響しますが、特にわかりやすいのがデストロイヤーです。
    同じティア、兵数でも他の兵種に比べてダメージが低くなります。

ライダー特化

メリット

  • 移動速度が速い
    移動速度は兵種ごとに変わり、 ライダー>ファイター=シューター>改造車 となっています。
    非常に大きなメリットで、浄水戦など広い範囲を移動しなければならないイベントでは、他の兵種に特化しているプレイヤーでもライダー兵士は必須になります。

    資源採集でも往復の移動時間を節約して効率よく採集を進められます。

  • ゾンビの巣窟で有利
    ゾンビの巣窟はファイター・ライダー・シューター・改造車が同数(25%ずつ)いる相手を、50%以上倒せれば良いというルールです。
    ファイター>ライダー>シューター>改造車の順に攻撃対象になるため、三すくみで有利なファイターと、同等のライダーを全滅させればクリアでき、3 兵種の中で最も有利です。 単独ゾンビの場合も同様で、推奨戦力より低い状態で挑戦しても勝てることが多いです。

  • 三すくみの関係でファイターに強い
    ライダーはファイターに強いです。ただ、ファイターのプレイヤー数が少ないため、他の兵種よりも相対的にメリットが小さくなります。

  • 攻撃力が高い
    シューターの次に攻撃力が高くなりますので、デストロイヤーなど各種イベントで有利です。

デメリット

  • 三すくみの関係でシューターに弱い
    プレイヤー数がライダーに次いで多いシューターに対して不利な点が大きな欠点です。同等のライダーも多いため、三すくみの関係でのメリットは 3 兵種で一番小さいと言えます。

  • 耐久力がやや低い
    同等のファイターと比較すると巣窟などでの負傷数が多く、治療費が高くなりがちです。

  • 積載量が少ない
    改造車を含めた 4 兵種で最も少なく、採集で人数が多めに必要になりますが、人数を揃えればよいだけなので大したデメリットではありません。

シューター特化

メリット

  • ライダーに強い
    プレイヤー数の多いライダーに対して、三すくみの関係で有利な点が最大のメリットです。

  • 攻撃力が高い
    戦術スペシャルをフルに発動した場合、攻撃力が最も高くなります。
    デストロイヤーやゾンビの巣窟で有利な特性です。

  • パズルで強い英雄が多い
    序盤で入手でき、かつ探索やコロシアムのパズル対戦での有用度が非常に高いオーストン、フェニックス、エリーなどがシューターなので、自兵種の英雄の強化と、パズルを両立できます。
    中盤以降もローラ&ジェシなどシューターでパズルで有用な英雄が増えていきます。

デメリット

  • 耐久力が低い
    同等のファイターと比較すると巣窟などでの負傷数が多く、治療費が高くなりがちです。

  • 三すくみの関係でファイターに弱い
    ファイターのプレイヤー数が少ないため、三すくみの関係では最も有利なのがシューターです。

  • 序盤の廃墟挑戦が不利
    シューター陣形を開放するまで、バフの弱いファイター、ライダーが先に負傷して負傷数 50%を超えやすいため、廃墟挑戦が進みにくいです。
    シューター陣形を開放すると一気に進められるので、期間限定のデメリットです。

まとめ

移動速度の高いライダーは実利の面でも、快適さの面でも一歩抜けています。
一方でギルド内で人数が多くなりやすく、強力なシューターを擁するギルドと浄水戦などで対戦する場合は不利になります。

その点、シューターはライダーに対して強いので、浄水戦などで活躍しやすい他、エンパイアウォーでも不利なファイターが少ない分、適当に攻撃しても被害が増えにくく有利です。

ファイターは序盤限定ですがシステム面でのメリットがあるのと、シューターに対して有利なため、ギルドとしては強いファイターが数人はほしいです。

ご自身の好みと、ギルドの状況を勘案して特化する兵種を決めましょう。